親鸞聖人をたたえる内村鑑三

内村鑑三 文学者、キリスト教思想家 (1861 – 1930)
内村鑑三

内村鑑三は、キリスト教思想家です。親鸞聖人はキリスト教ではなく、それどころか、キリスト教は捨てるべきだと教えられています。内村鑑三は、親鸞聖人に対してどう思っているのでしょうか。
(写真はwikipediaより)

親鸞聖人をより近く感ずるのはやむをえない……

東京に生まれた内村鑑三は、札幌農学校に入学、新渡戸稲造と知り合いました。
そして、明治時代にキリスト教に改宗し、日本独自の無教会主義を唱えています。
ところが、そんな内村鑑三ですが、親鸞聖人に対しては、こんなことを言っています。

我等の友はウェスレーなるよりもむしろ法然なり。
ムーディなるよりもむしろ親鸞なり。

我国の源信僧都、法然上人、親鸞上人も亦我が善き信仰の友である。

ルーテル、ウェスレー、ムーディーに対するよりも、源信、法然、親鸞に対しより近く感ずるは止むを得ない。

キリスト教徒さえも魅了する親鸞聖人とは、一体どんな方だったのでしょうか。
また、どんなことを教えられたのでしょうか。

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