親鸞聖人の教えとは?
親鸞聖人はどんなことを教えられたの?
親鸞聖人とは、約800年前、京都に生まれ、90歳で亡くなった方です。
学校の社会の教科書で、誰でも学んだことがあるのはもちろん、今日、親鸞聖人が「世界の光」とまで言われるのは、
親鸞聖人の教えてゆかれたことが、全人類の救われるたった一本の道だからです。
では親鸞聖人は90年間、どんなことを教えられたのでしょうか。
それについてはっきりと断言されているのが、親鸞聖人のこのお言葉です。
更に親鸞珍しき法をも弘めず。
如来の教法を我も信じ、
人にも教え聞かしむるばかりなり
「親鸞更に、珍しき法をも弘めず」
とは、
「親鸞の伝えていることは、決して珍しい教えではありません」
ということです。
今まで誰も教えなかった新しい教えならば、
「珍しい教え」
かもしれませんが、親鸞聖人の伝えていかれたことは、そんな珍しい教えは何もなかった、ということです。
では親鸞聖人の教えは誰の説かれた教えなの?
「では、誰の説かれた教えを伝えられたのですか?」
と尋ねると、
「如来の教法を、われも信じ、皆さんにも教え聞かしむるばかりなり」
と言われています。
「如来の教法」とは、
「如来」とは「釈迦如来」、約2600年前、インドにあらわれたお釈迦さまのことです。
「教法」とは、教えのことで、今日、仏教といわれています。
「如来の教法を、我も信じ、人にも教え聞かしむるばかりなり」
とは、
「親鸞は、お釈迦さまの教えを深く信じ、皆さんにもお伝えしているだけなんだよ」
ということです。
「ばかりなり」というのは大変強い言葉で、それ以外に何もない、それだけなんだ、ということです。
親鸞聖人は、
「親鸞、さらに私なし」
とも言われています。
釈迦の教えである仏教を、自らも信じ、人にもそのまま伝えてゆかれた方だということが分かります。
では浄土真宗とは何?
親鸞聖人の教えてゆかれた教えを、今日浄土真宗と言われますが、
「親鸞聖人の教え」とか
「浄土真宗」とか聞きますと、
「何か珍しいことを教えてゆかれた方だろう」
と思うかもしません。
ところが、親鸞聖人の教えといっても、釈迦の教えられた仏教以外にはなかったのです。
ですから、
浄土真宗=仏教
ということが分かります。
お釈迦様は、80年のご生涯、 すべての人が救われる道を明らかにされましたので、
更に親鸞珍しき法をも弘めず。
如来の教法を我も信じ、
人にも教え聞かしむるばかりなり
は、
「釈迦の教えの通りこの親鸞も、すぺての人が本当の幸福になるたった一本の道
以外に教えたことはないのだ」
と言われているのです。
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