親鸞聖人をたたえる思想家・辻潤
- 辻潤 翻訳家・思想家 (1884 – 1944)
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日本の代表的なダダイストです。ダダイズムは、第一次世界大戦の1910年代半ばに、ヨーロッパのいくつかの地方やニューヨークなどで、同時多発的かつ相互影響を受けながら発生した既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想です。オスカー・ワイルドなどの翻訳を手がけた辻潤は、親鸞聖人に対してどのように思っているのでしょうか。
(写真はwikipediaより)
私は親鸞の偉大を認める
辻潤の思想は、著作が春秋社の世界大思想全集にとりあげられる程です。
そんな思想家・辻潤も親鸞聖人のお言葉が記された『歎異抄』を繰り返し読み、親鸞聖人が教えられた「信心獲得」を目指していました。
自分も幾度か「歎異抄」という書をくりかえして読んで、親鸞の説に傾倒しているのだが、いかんせん未だに親鸞のような絶大な信仰を獲得することが出来ないから、自分ではなさけないことだと考えているばかりで、どうかしてそのような「安心立命」を得たいものだとひそかに念じてはいるのである。
では辻潤が傾倒していた親鸞聖人の絶大な信仰とは、どんなものだったのでしょうか。
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