親鸞聖人をたたえるアメリカの学者・M・ロジャース

M・ロジャース アメリカの仏教学者 (1930~1991)

M・ロジャース (Minor Lee Rogers1930~1991)は、米国における仏教研究の第一人者と言われます。

親鸞聖人の教えは普遍性があり、宝物です

米国における仏教研究の第一人者、M・ロジャースは、もともとキリスト教の宣教師でした。

それなのになぜ、仏教の研究を始めたのでしょうか。

ロジャース教授40才過ぎ、日本を訪れた際の衝撃的な出会いを、次のように語っています。

鹿児島県で2年間、宣教師として布教活動しました。
その時、あるキリスト教徒に出会ったのです。
私も尊敬する立派な人でしたが、苦しい時には、その人の口から、祈りの言葉ではなく、いつも念仏が出ていました。
念仏はいったい何なのか、知りたいと思ったのが帰国して、キリスト教と日本仏教の比較宗教学を専攻する動機になりました。

 それから、ハーバード大学で日本文化、歴史、思想を学び、蓮如上人(浄土真宗中興の祖)の『御文章』という書簡集の英訳をライフワークとしています。

全米で6番目に古い(創立1749年)ワシントン&リー大学の教授で、学生から「一番好きな教授はロジャース教授」
などと言われる人気教授でしたが、癌の為、61才の若さで亡くなりました。

仏教については、次のようにも言っています。

キリスト教は白人だけの教え。人間の研究において、仏教は根元が深いです。仏教の凡夫の思想にピンとくるものを感じました。
親鸞聖人の教えは普遍性があり、宝物です。親鸞聖人、蓮如上人の信心の前には、私は子供のような感じがします。

このようにアメリカの学者も讃える親鸞聖人は、一体どんなことを明らかにされたのでしょうか。

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